今回の滞在で新たに遭遇した、いくつかのネワール料理。
その1つは、ボゴテ。
ティハール後限定?なのか、過去の旅では食べたことはなかったのですが
今回はどこの家庭でもご馳走になりました。
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Uちゃん家の階段脇に、
巨大なグレープフルーツのようなくだものが、
でーん!
「これ、なーに?」
「ボゴテ。」
ボゴテ。
日本でいう、「ざぼん」のことです。
散歩途中、ふと木々を見上げると
こんな風に生っています。
大きく丸いボゴテは、縁起が良く
この時期のお祭り「ティハール」で
「マ・プジャ」や「バイ・ティカ」の時に用いる
お供え物のひとつになっています。
ティハールでは丸のまま出され、
その場で食べることはしません。
ボゴテを実際に切って食べるのは、
ティハールが終わってから。
ティハールが過ぎ
いよいよ ボゴテ入刀。
日本のざぼんのように、
皮はとっても厚いです。
全体は大きくても、中だけ見ると
大きめのグレープフルーツですね。
味も似ています。
皮は、かわいい帽子にもなります^^。冷たいから、
子供の熱冷ましにもなるんでしょうか?
「ボゴテ」は果物そのものの名前ですが、
この季節ならではの
デザートの名前でもあります。
皮をむいて実を取り出します。
りんご・ミカン・バナナなど他のフルーツも合わせ
ダヒ(ヨーグルト)と混ぜます。
味付けは、砂糖、塩、チリなどのスパイス。
インドでいう、「ライタ」の
フルーツデザート版といったところでしょうか。
甘さより、辛み・スパイス味が勝っています。
味つけは、家庭によって様々。
これはPさん家のボゴテ。
フェヌグリークが入っています。
私のために
スパイス控えめに調節してくれました。
これは、Uちゃん家のボゴテ。
スパイス多めで
ココナツを添えています。
Jちゃん家のボゴテ。
バナナが入って、ダヒ多めです。
ボゴテは、陽だまりの中 みんなでおしゃべりしながら いただきます。
寒い季節の、酸っぱ辛いご馳走です。
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