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2013年2月7日木曜日

【11/13(土)】11日目(2):寒くなってきたら、「ボゴテ」。

今回の滞在で新たに遭遇した、いくつかのネワール料理。
 
その1つは、ボゴテ。

ティハール後限定?なのか、過去の旅では食べたことはなかったのですが
今回はどこの家庭でもご馳走になりました。

 
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Uちゃん家の階段脇に、
巨大なグレープフルーツのようなくだものが、
でーん!
 
 
「これ、なーに?」
 
 
「ボゴテ。」
 
 
 
 
 
 
 
 
ボゴテ。
日本でいう、「ざぼん」のことです。
 
 
散歩途中、ふと木々を見上げると
こんな風に生っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大きく丸いボゴテは、縁起が良く
この時期のお祭り「ティハール」で
「マ・プジャ」や「バイ・ティカ」の時に用いる
お供え物のひとつになっています。
 
ティハールでは丸のまま出され、
その場で食べることはしません。

 
ボゴテを実際に切って食べるのは、
ティハールが終わってから。
ティハールが過ぎ
いよいよ ボゴテ入刀。
 
日本のざぼんのように、
皮はとっても厚いです。
 
全体は大きくても、中だけ見ると
大きめのグレープフルーツですね。
味も似ています。
 

 
 

皮は、かわいい帽子にもなります^^。

冷たいから、
子供の熱冷ましにもなるんでしょうか?













「ボゴテ」は果物そのものの名前ですが、
この季節ならではの
デザートの名前でもあります。

皮をむいて実を取り出します。












実を細かく裂いたら、
りんご・ミカン・バナナなど他のフルーツも合わせ
ダヒ(ヨーグルト)と混ぜます。
 
味付けは、砂糖、塩、チリなどのスパイス。
 
インドでいう、「ライタ」の
フルーツデザート版といったところでしょうか。

甘さより、辛み・スパイス味が勝っています。




味つけは、家庭によって様々。
これはPさん家のボゴテ。
フェヌグリークが入っています。

私のために
スパイス控えめに調節してくれました。







これは、Uちゃん家のボゴテ。
スパイス多めで
ココナツを添えています。










Jちゃん家のボゴテ。
バナナが入って、ダヒ多めです。














ボゴテは、陽だまりの中 みんなでおしゃべりしながら いただきます。
寒い季節の、酸っぱ辛いご馳走です。
 
 
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