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2010年12月10日金曜日

【11/7(日祝)】5日目(4):“プジャなし”バイ・ティカ。

14:00 プジャなし バイ・ティカ

「バイ(弟)、バヒニ(妹)、始めるわよー!」

ディディ様(長女)の号令。


“プジャなし”バイ・ティカのはじまりです。

バイ・ティカは、「姉」が「弟」の幸福と健康を祈る儀式。
姉のいない男性や、弟のいない女性は行いません。(※家族によっては行うこともあります)

Uちゃんたちファミリーは、お姉さん2人、弟さん1人の3人で行います。
今年お母さんが亡くなったため、プジャをしない略式のバイ・ティカです。
本来は弟が姉の家に1軒ずつ出向くのですが、それもせず、全員が弟の自宅に揃いました。


テーブルに並べられた ご馳走やお菓子。
これを弟が1人、この場で平らげます。(右のお盆は除く)

◇向って左のお皿から・・・
チウラ(押し米)、バフ(水牛)、大根のスパイス煮、金時豆の煮物(スパイス味)、サーグ(青菜)、マショウラ(豆の加工品。ソイミートみたいなの)、ゴルベラコ・アチャール(トマトと干し小魚の漬け物)、カウリ(カリフラワー)のスパイス炒め、ミー(フェヌグリーク)の煮物、マチャコ・タルカリ(小魚と野菜のスパイス煮)。

◇中央のお皿・・・
<縁起の良い、まあるい形>ゆで卵、ラルモン(甘い揚げミルクボール) 、ラスワリ(ミルクボール)、マス・カツレツ(ハンバーグ)、タレコ・マチャ(魚のスパイス揚げ)、タレコ・ククラ(鳥の唐揚)。
<ひし形>バルフィ(ココナッツ&ミルクのお菓子)、ペダ(マジパンみたいなミルク菓子)。

◇右のお皿・・・
シャウ(りんご)、スンタラ(みかん)、ボゴテ(ざぼん)、ケラ(バナナ)、ナリワル(ココナッツ)、ナッツとドライフルーツとお菓子の詰め合わせ。

この他に、エラ(ネパール語ではロキシー。各家庭で作られている蒸留酒)もあります。


量、すっごーーーーーーーーい 



 「さ、食べてちょうだい!!」


2人の姉に挟まれた、弟さん。




むしゃむしゃ食べていきます。 すっごいスピード☆


これがネパール人の “マジ食い”・・・・・・・。  


・・・にも増してスゴいのが、両ディディ(姉)様の威圧!


「つぎ、これ食べて。」

「バナナも食べる?」                            

「美味しい?」                                         

「全部食べて。おかわりは?」                  


弟さん、うん あぁ と言いながら 食に集中するのみ。

でっかい弟なのに ちっちゃく見える。。。。。。。。。        

怖い~~~~~


バイ・ティカ って、過酷だわ。
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14:30 ものの10分で完食★ 弟さん お疲れさまでした・・・。


「さ、私たちも食べましょ。」
 
・・・なんか、さっきの見てたら 食べるのちょっとコワい。。。

【旅の食事17:バイ・ティカのご馳走】
*チウラ
*ゆで卵
*金時豆の煮物
*ゴルベラ・アチャール
*カウリのスパイス炒め、
*ミー
*タレコ・マチャ
*マショウラと春雨の炒め煮 
*ラルモン



Uちゃんとディディの力作。 お姉さま方も、お疲れさまでした!

私も プギョ(充分)★  美味しかったです~♪

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1 件のコメント:

  1. この乾燥したぺったんこのお米・・・・・・
    ご馳走してもらったもんだから、めまいしながら一生懸命食べたのを思い出しました!!!
    今となってはいい思い出♪
    だけど、辛かったなぁ~( ̄□ ̄;)!!

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