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2010年12月2日木曜日

【11/6(土・祝)】4日目(その2):いざ、大晦日の買出し~っ

7:30 ゲストハウス→(歩15分)→お兄ちゃん&ダイ家

通りをぶらぶら~っと歩きながら、家に着く。
「ナマステ~っ」

女性陣はマ・プジャ用の料理で大わらわ。
         
プジャ用料理か・・・私の手伝う隙はなさそう・・・。

衛生観念とは別に、浄・不浄の観念がしっかりあるネパール。
有り難いことに 私はこの家庭のどこでも入れるし(祭壇の間は見ただけ) 日常料理も手伝えるけど、“異カースト(外国人含む)の人間はダメ”という気配が少しでもあると 言われなくとも近づかないようにしている。

親しいから、といってつい忘れると、台無しになってしまうことが。
他の国にはない緊張感。
・・・普通に見せながら、実際は全身に神経を張り巡らしているのです。



おっ、お兄ちゃーん♪ バイクでどちらへお出掛け???

「買い物 買い物。 来る?」   もちろーん 行く行く♪♪♪♪♪

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8:00 家→(バイク5分)→お肉屋


小道の一角。 そこには、恐怖の光景が・・・・・・・・・        

 
うひゃ~~~~~~ん -------  

 
お肉屋、ですかーっ お兄ちゃん。 

「バフ(水牛)、バフ。美味しいよー」

頭も、毛を剃っただけの皮も、内臓も、そのまま。
お母ちゃんに包丁をバシバシ叩きつけられて、
ばらばらになっていく水牛ちゃん・・・。

切られた肉が、プルプル揺れてる・・・・。
お客さんは、
現物を指さして「そこ、そう。もっとくれ。」と、ご注文。


「・・・お兄ちゃんは平気?」
「うーん、ここで見るとね、ちょっと気持ち悪いな。でも料理したら美味しそーって思うんだ♪」

そりゃそうだ★

私がお店の前に居られたのは、1分。
お買物が済むまで、
道の反対側で手を合せ(南無阿弥陀仏・・・)、眼を細めながら(視界をぼやかす)待機。

「えへへ。怖いの?」

そうよーーーっ。ベジだもん(涙)。

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8:30 お肉屋さん→(バイク5分)→市場


塀で囲まれた市場に到着。 

くんくん・・・何やら、魚の匂いが・・・・・・・・・。まさか築地@パタン!?


 いやっほーーーーーっ  ∑∵∈◎]~| マチャマチャ♪    


お兄ちゃん、猫のような私の喜びように困惑。 
「・・・これ、マス(肉)だよ。」

・・・・えっ!? ちゃうちゃう! 魚は、さ・か・な。 肉は、に・く。

実は、ネパールでは魚も「お肉」の一種とみなしています。
(海が無くて、魚をあまり食べていなかったから?)

-------------------私のベジタリアン話-------------------------------------

ベジだけど、瀬戸内生まれの私。 実は、魚が大好き。 
たまーに、たまーに 回転寿司へ行くのが 楽しみなの♪


以前は7~8年間 完璧なヴィーガン(マクロビオティック)でした。(子供時代は、何でもOK)
が、新しい職場にコックとしてスカウトされたとき、女社長がエッグ&ラクト・ベジだったため、合わせることに・・・。数日悩んで「えいっ!」と牛乳パックと卵をつかんだ瞬間を今でも覚えています。

魚まで食べるようになったのは、TVで飢餓の国に配給される食べ物の映像を見た時でしょうか・・・。パン、チョコレート、手づくりのスープ・・・色々なものがありました。皆すがるように受け取っていました。
その時、「自分が同じ立場だったら・・・」と思ったのです。

日本は、選り好みができる世界。でも、突然同じようなことが自分の身に起きたら、「私は食べられない」と人の気持ちを踏みにじるのか、と。

私はもう、動物性をうまく消化できません。
「食べられない」から「動物を殺さない、食べない」になりました。
でもあのTVを見てから、拒否反応を示さないよう 少しずつ・・・動物性を食べられるようにしていきました。
・・・ただ、食べ過ぎると体調は崩れます。 だから頻度も量もちょっとだけ。
 
お肉は自分の体には無理なようだけど、魚は子供時代に慣れた味で、やっぱり好き。
いただくときは「どうもありがとう。食べるね。」と心で言って口に入れます。
作ってくれた人の気持ちがこもっている料理は、美味しいです。

ヴィーガンから始まった私の「ゆるゆる」ベジタリアン歴は、もうそろそろ20年になります。 

---------------------------------------------------おわり-----------------------------------


「そっか。魚すきなのね。」 お兄ちゃん、ニコニコ。



こんな魚、日本にもいる!

海のないネパール。
インドからやってくるらしい。

目を見ると、なかなか新鮮です。







こっちは、ナマズっぽい魚。

南方の魚って感じ。











お兄ちゃん、各スペースに仕切られた魚屋さんと交渉開始。



インドから来た新鮮な魚。

今まで
大きな魚が食卓に上ったの見たことないし
高そう・・・・・。


「1匹、150ルピー。」って言ってる。
こっちの貨幣価値で言ったら
2000~2500円くらい?

そりゃ高いなー。


・・・確かに お正月用食材だわ。






ここの兄さんと交渉して、成立。
・・・・・・・・・いくらになったんだろ?

目の前でさばいていった。

この包丁はチュレシという、ネパール独特のもの。
歯は下の木の台にくっついている。
こういう時に便利ね。

ウロコを落とし わたを出す。 
私、魚さばくの できるよー。




重さを計って、値段決定。
頭は入っていない。

「ねえ、頭はどうするの?」
「魚屋さんが捨てちゃうよ。」

「えっ!頭が一番おいしいのに。」

「じゃあ、持って帰ろうか。」

・・・頭もお持ち帰りすることに。
身はぶつ切りにして、お買い上げ。


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9:00 魚屋さん→(歩すぐ)→野菜屋さん・乾物屋さん

市場内の野菜スペースへ。



お兄ちゃん、買い物メモ見ながら あれこれお買い上げ。
どれも美味しそう~。





ピーナッツもシーズンだね。


乾物屋さんへ。

ジャガイモやショウガも売ってる。

・・・・・おっ♪
手前に 
なにやらベジが使えそうな食材、発見!





「これ、何~(^^)?」

「マショウラ、だよー。豆から作ったの。」

豆の加工乾燥食品だ。
ベジタリアン愛用・ソイミートね!

「これ、買う~♪」 「いいよ、私買うよ。」
ありがとう、お兄ちゃん!!


 一袋、20ルピー。日本だとこの量で800円以上するな。お買い得~っ!

ネパールのベジ食材が手に入って、ルンルン♪♪♪♪♪♪    

「トーフは? これ。」 「・・・・豆腐?」

マショウラの横にある、ちょっと濁ったネパール水に入った、ネパールの豆腐。 
・・・・冷ややっこで食べたら即、撃沈だ★

「・・・いいよ。 豆腐は日本にもあるし。。。」

ちなみに、ネパールでは 豆腐を生で食べることはないらしい。

この他、乾燥キノコ、マッシュルームを購入。







市場の場外で、買い足りない野菜をゲット。

このお兄さんは、1種類の野菜だけ売ってた。
自分の畑から持ってきたのかな???

やっぱり
市場の外の方が、安いみたい。







抱えきれないほどの買い物をして、さあ、家に戻るかー!

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