朝4時半。
Pさんと一緒に、おばさんの家に行き、その後お母さんと合流。
真っ暗なダルバールスクエア近くの広場に 大勢の大人・子供たち。
「これ、みんな私の親戚。」 その数60名!
「今日は私たち一族のお参りする係の順番が来たんです。みんな楽しみにしていました。」
そこへ 大きなバスがやって来た。 誰もが笑顔で乗り込む。
わーっ ぎゅうぎゅう~。 だけど皆、親戚だから笑顔で譲り合い。
ネパールのバスでは見られない、和やかな光景^^。私は周りの人に次々と話しかけられます。
パタンから西へ、30分。 チョバールに到着です。
朝5時。ネパールはまだ真っ暗!
暗がりに60名。わずかに見える人の動きと 大勢のささやき・・・^^;。
ここから山道を登ります。足元が見えないので、皆ライトを照らしながら・・・。
優しいおばさま達は、私の足元にライトを当ててくれます。
私は小さな子供にライトを当てて、仲良く山登り^^。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
登ること30分。ようやく家々の明かりが見え始め、お寺に辿り着きました。
アディナト・ロケシュワール・マンディール/Adinath Lokeshwar Mandirという
ネパール仏教徒の間で有名な巡礼寺院です。(Mandirは、サンスクリット語で寺院のこと)
15世紀に建てられました。
門をくぐると、中は闇。どこに何があるのか、広さも分かりません。
すでに何組かグループが来ています。
寺院内部は
ぐるっと四角く囲われているようです。
数か所だけ 明かりがついていました。
近づくと 神様が見え、
心がホッと洗われます。
徐々に人が集まってくると、
明かりがつき始めました。
何組かの親戚グループのようで
皆仲良く静かにおしゃべりをしています。
周りには金属のお皿がいっぱい。
新婚夫婦が、ここに皿を奉納すると
幸せになると言われています。
誰からとなく、お祈りが始まります。
鈴の音とともに、延々と・・・。
ネワール語のようで、
意味は全然分かりません。
「カジャ、食べに行こうか。
お祈り、ずーっと続くよ。
私、アマ(母)の付添いだから。」
Pさん、飽きてきたみたい^^;。
寺院の外側に食堂があった。
参拝者のために、既に営業中。
【旅の食事38:チョバールでカジャ】
*プリ(揚げパン)
*チャナダル(ひよこ豆のカレー)
*チャナマサラ(辛い豆スナック)
*シェル(揚げドーナッツ)
ベジタリアンOKのメニューを
オーダーしてくれました。
どこからか、優しい目の母犬がやってきました。
お腹すいてるのかな・・・。
周りはネパール男性ばかり。
私ならもらえそう、って思ったのかな。
もうお腹いっぱいだから、残りはあげようね。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
寺院に戻ったら、暗かったお寺の全景がはっきり見えました。
美しい~。
いつの間にか、人いっぱい。
観光客はいません。
部外者は私だけ・・・。
クルタ着て普通にしていると
ネパール人と思われてるみたい。
まだお祈り中・・・。
もう1時間は経っていますが
どこで終わるんでしょう?
ネパールのお祈りは
長いです。
ありがたい神様の姿を拝見・・・あら?
マチェンドラナート・ジャトラで御神輿に乗る、
赤い神様???
【2007年6月パタン、セト・マチェンドラナート祭で見た御神輿の神様】
ほら、一緒でしょ?
この神様、ラト・マチェンドラナートは
神輿に担がれてパタンまでやってくるらしい・・・。
あの盛大な祭りは ここから始まるのね。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
お祈りの歌が終わり、
人々は火を灯し始めました。
1人1人が
家族の健康と幸せを祈っています。
人々は神様にお供えをし、
聖水やおさがりの花びらなどを受け取ります。
神様のおさがりを差し出すお兄さんたち。
今どきの若者で、目立ちたくて上がっているのかとちょっと疑ってしまいます。
ですが
ダイの話(ゴールデンテンプルの場合)だと、
寺院を守り・維持するのは、そこを母寺とする人たちで構成されており(日本でいうところの門徒?)
家族単位で月代わりに順番が回ってくる。
彼ら(男性のみ)は寺院に寝泊まりし、肉類は口にせず、無心に行事進行の奉仕をするんだそう。
一生に1、2度しか巡ってこない、とても名誉な役目だと話していました。
彼らもきっと、巡ってきた役目を一心に果たしているんですね。
Pさんは
一族全員分のおさがりを受け取り、
配って回ります。
このお盆一式は、純銀製。
この儀式のためだけのもので
もし無くしてしまったら
一家が滅びるくらい大事なものなんだそう。
移動中は常にお母さんが抱えていました。
一瞬持たせてもらったけど、
一族の重みが ずっしりとのしかかります。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
外で なんだか美味しそうなものを
売っています。
パニール(フレッシュチーズ)かな?
「食べてみる?」
・・・いやいや 美味しそうだけど
お腹壊すと思う、きっと。
みんなで山を下っていきます。
登るときには気付かなかった。
こんなに家が並んでいたのね~。
眼下に広がる景色、美しい。
ゆうべはほとんど寝てないけど
清々しい気持ちで足どりも軽くなります。
お母さんたちは、
木の下で休みながらおしゃべり。
帰りのバスの中は、
お祈り歌の大合唱。
寺院でいただいた有難い灯は、
消すことなく
お盆の上に載せられています。
バスが揺れるたび、私がガード。
消えても困るし、
火傷するのも怖いし・・・。
朝9時半。パタンに戻りました。
貴重な御参りが出来てよかったです。
今日は素敵な1日になりそう。
Pさんと一緒に、おばさんの家に行き、その後お母さんと合流。
真っ暗なダルバールスクエア近くの広場に 大勢の大人・子供たち。
「これ、みんな私の親戚。」 その数60名!
「今日は私たち一族のお参りする係の順番が来たんです。みんな楽しみにしていました。」
そこへ 大きなバスがやって来た。 誰もが笑顔で乗り込む。
わーっ ぎゅうぎゅう~。 だけど皆、親戚だから笑顔で譲り合い。
ネパールのバスでは見られない、和やかな光景^^。私は周りの人に次々と話しかけられます。
パタンから西へ、30分。 チョバールに到着です。
朝5時。ネパールはまだ真っ暗!
暗がりに60名。わずかに見える人の動きと 大勢のささやき・・・^^;。
ここから山道を登ります。足元が見えないので、皆ライトを照らしながら・・・。
優しいおばさま達は、私の足元にライトを当ててくれます。
私は小さな子供にライトを当てて、仲良く山登り^^。
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登ること30分。ようやく家々の明かりが見え始め、お寺に辿り着きました。
アディナト・ロケシュワール・マンディール/Adinath Lokeshwar Mandirという
ネパール仏教徒の間で有名な巡礼寺院です。(Mandirは、サンスクリット語で寺院のこと)
15世紀に建てられました。
門をくぐると、中は闇。どこに何があるのか、広さも分かりません。
すでに何組かグループが来ています。
寺院内部は
ぐるっと四角く囲われているようです。
数か所だけ 明かりがついていました。
近づくと 神様が見え、
心がホッと洗われます。
徐々に人が集まってくると、
明かりがつき始めました。
何組かの親戚グループのようで
皆仲良く静かにおしゃべりをしています。
周りには金属のお皿がいっぱい。
新婚夫婦が、ここに皿を奉納すると
幸せになると言われています。
誰からとなく、お祈りが始まります。
鈴の音とともに、延々と・・・。
ネワール語のようで、
意味は全然分かりません。
祈りとともに、寺院の姿が見えてきました。闇の中に浮かぶ 荘厳な姿です。
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「カジャ、食べに行こうか。
お祈り、ずーっと続くよ。
私、アマ(母)の付添いだから。」
Pさん、飽きてきたみたい^^;。
寺院の外側に食堂があった。
参拝者のために、既に営業中。
【旅の食事38:チョバールでカジャ】
*プリ(揚げパン)
*チャナダル(ひよこ豆のカレー)
*チャナマサラ(辛い豆スナック)
*シェル(揚げドーナッツ)
ベジタリアンOKのメニューを
オーダーしてくれました。
どこからか、優しい目の母犬がやってきました。
お腹すいてるのかな・・・。
周りはネパール男性ばかり。
私ならもらえそう、って思ったのかな。
もうお腹いっぱいだから、残りはあげようね。
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寺院に戻ったら、暗かったお寺の全景がはっきり見えました。
美しい~。
いつの間にか、人いっぱい。
観光客はいません。
部外者は私だけ・・・。
クルタ着て普通にしていると
ネパール人と思われてるみたい。
まだお祈り中・・・。
もう1時間は経っていますが
どこで終わるんでしょう?
ネパールのお祈りは
長いです。
ありがたい神様の姿を拝見・・・あら?
マチェンドラナート・ジャトラで御神輿に乗る、
赤い神様???
【2007年6月パタン、セト・マチェンドラナート祭で見た御神輿の神様】
ほら、一緒でしょ?
この神様、ラト・マチェンドラナートは
神輿に担がれてパタンまでやってくるらしい・・・。
あの盛大な祭りは ここから始まるのね。
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お祈りの歌が終わり、
人々は火を灯し始めました。
1人1人が
家族の健康と幸せを祈っています。
人々は神様にお供えをし、
聖水やおさがりの花びらなどを受け取ります。
神様のおさがりを差し出すお兄さんたち。
今どきの若者で、目立ちたくて上がっているのかとちょっと疑ってしまいます。
ですが
ダイの話(ゴールデンテンプルの場合)だと、
寺院を守り・維持するのは、そこを母寺とする人たちで構成されており(日本でいうところの門徒?)
家族単位で月代わりに順番が回ってくる。
彼ら(男性のみ)は寺院に寝泊まりし、肉類は口にせず、無心に行事進行の奉仕をするんだそう。
一生に1、2度しか巡ってこない、とても名誉な役目だと話していました。
彼らもきっと、巡ってきた役目を一心に果たしているんですね。
Pさんは
一族全員分のおさがりを受け取り、
配って回ります。
このお盆一式は、純銀製。
この儀式のためだけのもので
もし無くしてしまったら
一家が滅びるくらい大事なものなんだそう。
移動中は常にお母さんが抱えていました。
一瞬持たせてもらったけど、
一族の重みが ずっしりとのしかかります。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
長かったお祈りが終わりました。お寺の外に出ます。
売っています。
パニール(フレッシュチーズ)かな?
「食べてみる?」
・・・いやいや 美味しそうだけど
お腹壊すと思う、きっと。
みんなで山を下っていきます。
登るときには気付かなかった。
こんなに家が並んでいたのね~。
眼下に広がる景色、美しい。
ゆうべはほとんど寝てないけど
清々しい気持ちで足どりも軽くなります。
お母さんたちは、
木の下で休みながらおしゃべり。
帰りのバスの中は、
お祈り歌の大合唱。
寺院でいただいた有難い灯は、
消すことなく
お盆の上に載せられています。
バスが揺れるたび、私がガード。
消えても困るし、
火傷するのも怖いし・・・。
朝9時半。パタンに戻りました。
貴重な御参りが出来てよかったです。
今日は素敵な1日になりそう。
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